商品の性質上、この取扱説明書をお読みいただき、十分に理解した上でご使用ください。
■ この商品購入後に、万一発生した事件および、人身事故ならびに損害に関しては、一切の責任は負えませんので御了承下さい。
◇ 機器の使用の誤りによる事故、損害
◇ 天災地変などによる事故、損害
◇ 不注意、怠慢等による事故、損害
◇ 管理点検の不備等による事故、損害
◇ 転売・譲渡・貸出し等による事故、損害
■ その他いかなる状況下に関わらず、本商品の使用者及び相手に対して生じた直接的あるいは間接的な事故、損害などに対する責任は一切負えませんので御了承ください。
■ この商品の性質上、悪意で使用した場合は、重大な犯罪となりますので、法的に正当かつ必要であったと判断される状況での自己防衛以外には絶対に使用しないでください。また、厳重な保管及び管理が要求されます。
■ この商品は玩具ではありません。幼児や年少者(18歳未満)には絶対に触れさせないでください。
■ 商品受領後直ちに返品がない限り、上記内容に同意されたものとみなされます。
* 使用方法
■ グリップ部分をしっかりと握り、上方から下方に力強く振り出すとシャフト部が飛び出します。
■ 何度か練習をなさることにより、よりスムーズに伸ばす事ができるようになります。
■ 警棒部分を縮ませるには、コンクリート面のような硬い平面に対して、警棒先端部分が接触するように垂直に振り下ろして下さい。また、コンクリート面のような硬い平面に打ち付ける場合、布やゴム板のような物を衝撃材として敷くと、先端部を傷つけません。
■ 衝撃により警棒部がグリップ内に再び収納されます。
■ この時、必ずグリップを握る手の小指が下方、つまり警棒先端方向側にくるようにグリップを握ってください。
■中途半端に警棒部を伸ばすと突いた時などで警棒が縮む場合があります。伸ばす時はしっかりと振り出して下さい。
■ シャフト部の飛び出し具合は、エンドキャップ内の金属爪の開き具合で調整可能です。
* 注意事項
■ 絶対に 『 顔 』 『 頭部 』 『 首 』 『 急所 』 等をターゲットにしないでください。相手にけが負わせた場合は、過剰防衛の認定を受ける場合もございます。くれぐれもご注意ください。
■ 無理な使用方法はしないでください。
■ 種類によっては強く叩くと、警棒シャフト部が変形します。変形した警棒の修理はできません。
* 特記事項
■ 海外旅行等で他国へ携行する場合は、その国の国内法で特殊警棒の携帯及び持ち込みが許可されているかを事前にお確かめください。国や地域によっては、特殊警棒を民間人が携帯することを法律で禁止している場合がございます。
また、航空会社もその持ち込みを禁止している場合もございますので事前にお確かめください。
■ 護身用品とは、基本的に、身に危険が迫ったときに、その危険な状態から避難するための機会をつくり、身の安全な場所に退避し、警察に通報する時間を稼ぐ器具としてお考え下さい。暴漢を取り押さえたり、懲らしめたりするこは、過剰防衛と判断されますのでご注意下さい。
■ 特殊警棒は、叩くだけではなく、長い棒のように突いて使う用途にも適していなければなりません。そのため、振り出した特殊警棒は、あたかも一本の棒のごとくなるように、接合部がロックされ、簡単に縮まないように設計されています。
■ 特殊警棒を携帯し外出する事は軽犯罪法の対象となります。自己責任に於いて止むを得ず携帯される場合は徹底した自己管理のもとで、第三者に脅威を与えないよう十分配慮する必要がございます。。
---特殊警棒についての店長の見解---
数年前までは警棒もカーボンスチールが主流でしたが、近年ではより硬度の高い4130鋼や4140鋼を使用した警棒が数多く販売されるようになっています。カーボンスチールの多くは曲げテスト(BEND TEST)500Kg以下が殆どで、この強度は角材を引っ叩いても簡単に曲がってしまう強度です。
繰り返し使用するだけの強度は持ち合わせていませんが全般にお買い求め安い価格が魅力で、今でも警察や軍隊を含め世界的なマーケットに於いても一番、流通しているタイプの警棒です。
曲がり易いとは言え、素材はスチールですので当たり所が悪いと死に至る事も十分に考えられます。市販されている多くの4130鋼や4140鋼の強度は1200Kg~1900Kgの強度を持っています。
通常は1000Kgを超えると人力では曲げ辛い硬さと言えます。コストは高いのですが今後は繰り返し使用可能なこれらの警棒が主流となるようです。