鋼材SCM435に熱処理を施し硬度は約12T(39-44)と硬い先端チップはガラスクラッシャーとしてはこれ以上ない程、強いインパクトが得られます。
使用方法: バトンを縮めた状態で先端部分が顔を出していますのでラバーグリップを強く握りしめて、そのまま先端をガラスに叩きつけると簡単に破壊できます。
バトンを伸ばして使用する際には一般のバトンと同様に使用可能です。
但し先端で相手を強く突くと場所によっては簡単に骨が砕ける場合がございます。
あくまでも先端機能はガラスクラッシャーとしてご使用ください。
また使用後にバトンを戻す際には割れや欠けを予防する為にも付属のフラットヘッドに交換して硬いアスファルトやコンクリートの上に段ボール等を置いて上から叩きつけて戻してください。
表面処理したクロメートは簡単に剥がれてしまいますが機能・強度には影響がございません。予めご了承ください。
以下はALSバトンの説明になります。
軽量で丈夫な7075アルミ合金は、今ではASP社を始めとして多くのメーカーが 警棒にも使用しています。
シャフトの部分を全てアルミ合金だけで作り上げたALAの警棒ではあまりにも軽い質量から大きなトルクが得られない為に、破壊力がありません。
その対策として、先端だけには重い質量を持つ鉄を使用することで破壊力を増す手法が使われます。
このことは同時に鉄だけで出来た警棒の重量を大きく軽減する事にも繋がります。
先端に4040鋼を使用したASP社のエアーウエイトが有名ですがALSのバトンは先端に4130鋼を使用し全体として軽量でありながら破壊力を併せ持つ警棒に仕上がっています。
今回ALS警棒を使って剣道の有段者にブロックを力一杯叩いて検証した結果は以下の通りです。
1.鉄のみを使用した警棒と比べると軽いので取扱易い。
2.力の限り何度もブロックに叩きつけると簡単に折れてしまいます。
3.ブロックを破損することは可能でした。
アルミ合金だけを使用したALAの警棒では何度叩いても折れる事もありませんでしたがALSの警棒では簡単に折れてしまいます。
先端に4130鋼の重い鉄を使用することでインパクトの瞬間にはかなり大きな
エネルギーが掛かることが見て取れます。
ブロックも破壊できますが弾力性を持たない7075アルミは1111kgf以上が加わるとポキンと折れてしまいます。
この事はALSのバトンだけが簡単に折れるわけではなく、ASPのエアーウエイトであってもP12やP16でも全く同じ結果となります。
それでも、これらを組み合わせたバトンが海外のマーケットで流通している理由は警棒で叩く相手が必ずしも金属やブロックではなく人間を想定している為です。
人体を叩く事を想定した場合、多くの箇所は弾力があるため簡単には折れません。
あくまで反発力の無い金属など硬い物を叩いた場合に限り、折れると言うことです。
結論としてALSの警棒は軽量でありながら十分に破壊力もある警棒としてお勧めします。
最大の破壊力を希望される場合は、全てが鉄で出来た警棒をお勧めします。
Anti-bend test(曲げ加重テスト)は1111kgf
16インチ: 最長41.5cm 最短17.5cm 重量約230g
21インチ: 最長53.5cm 最短21.5cm 重量約270g
26インチ: 最長66.0cm 最短25.5cm 重量約320g
キャリングケースが付いてます。(サービス)

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(ご使用に際しては以下の注意事項にお気をつけ下さい)
★製品の特性上、警棒を家から持ち出し街中で携帯することは軽犯罪法に触れる恐れがあります。お取り扱いには十分ご注意下さい。