BONOWIのバトンに口径28mmに削ったHG-1を取り付けてみました。
28mm口径の加工賃は3,300円(税込)掛かりましたが、HG-1との見た目は良いかと思います。
プロに依頼した削った部分は段差もなく綺麗なのでご確認ください。黒の塗装は削られています。錆止め用に黒のマジック等で塗ってください。
こちらはHG-1を取り付けたBONOWIをV73ホルスターに収納した所です。
V73ホルスターはBONOWIの太さでもギリ収納可能です。
数少ないツバ付きバトンを収納出来るV73ホルスター
28mmに削ったBONOWI用のHG-1はこちらから購入可能です
上記映像はBONOWI-アルミバトンの衝撃テストです。結果は映像から確認できますが、24インチの先端シャフトは曲がっています。21インチの先端シャフトも少し曲がっています。BONOWIの先端シャフトとミドルシャフトは他のバトンと違って両方ともアルミ合金が使用されていますので比較し辛いのですが、それでもアルミ合金の結合部が折れることはなく大きな衝撃が得られます。またハンドルグリップに鉄を使用することで警棒のバランスが格段に良くなり振り易くなります。その為、法執行機関でも十分使用可能なことが証明されています。実際にシンガポールでは警察、税関、軍隊など数多くの法執行機関で使用されています。
今回はMTD-AL,BONOWIアルミ,ASP-Talonエアウエイト等、アルミ合金を使用したバトン各種を岩に叩きつけ衝撃テストを行いました。
テスト結果の映像は下記リンクをご参照ください。結果はMTD-ALは26インチのみは先端チューブが僅かに曲がったように思いますが、シャフトを最小のサイズ戻すことが出来たと言うことは
他のメーカーのアルミ合金バトンと比べると曲がり幅は一番小さいように思います。MTD-AL16とMTD-AL21は曲がったようには見えませんでした。テスト結果で全てのバトンに付いている先端チップが破損することは確認できました。
MTD-AL16バトンの衝撃テスト by 店長
MTD-AL21バトンの衝撃テスト by 店長
MTD-AL26バトンの衝撃テスト by 店長
次はASP-Talonエアウエイトのテスト結果をリンクします。結果ASP-T60ACは映像でも確認できますが、先端シャフトはかなり大きく曲がりました。エアウエイト
21インチは先端シャフトが僅かに曲がっています。ASPタロンエアウエイトの先端シャフトはMTD-ALと同様にスチールですが、衝撃に対してはアルミ合金の結合部が折れることはなく共に先端シャフトが曲がったのみでした。フリクションバトンと違ってオートロックバトン用の先端シャフトは肉厚が少し薄いのでしょうか。力の加わり易い26インチはMTD-ALもASPエアウエイトも焼き入れ鋼が曲がる結果となったことに驚いています。店長の力では限界がありましたが、腕力に大きな自信がある成人男性が思い切り岩に叩きつければ21インチと16インチも見た目で分かるくらい湾曲する可能性もあるかと思います。
ASP TALONエアウエイト T50AC 22414 の衝撃テスト by 店長
ASP TALONエアウエイト T60AC 22614 の衝撃テスト by 店長
曲げ強度は驚異の 1147.66kgf を記録
2020年1月8日にBONOWIのバトンを公設試験研究機関で曲げテストを行ってきましたので、ご報告させていただきます。今回は比較の為にASP TALON BATON 22412,22414の他、MTD-AL21、ALA-21,ALS-21をテストしてきました。
ASP TALON T50AB(22412) は1,085kgfと1トンを超える曲げ強度を計測しました。対してBONOWI EKA-21inch 51cm 0411801-SL (アルミ合金)は1147.66kgfとASPのバトンを超える強度を記録しました。構造上、ASPのエアウエイトは先端に鉄、ミドルシャフトにアルミ合金を使用しているのに対してBONOWIは先端、ミドルともにアルミ合金を使用し、ハンドルグリップのみ鉄を使用しています。先端シャフトとミドルシャフトの結合部をプレスすることを考慮するとBONOWIのアルミバトンはアルミ合金のみをプレスしているのですが、それでもASPのエアウエイトより高い曲げ強度を記録したことに驚いています。さらに驚いたことには弊社オリジナルのMTD-AL21オートロックバトンのテスト結果は1,455kgfを記録しました。この値は一般的な4130鋼のみを使用したフリクションバトンの曲げ強度に匹敵します。
試験結果の値の違いは、それぞれのメーカーが使用しているアルミ合金の強度に依るのではないかと思っています。TALONエアウエイトが4130鋼とT6(7075)アルミ合金を使用しているとしてもプレス加重を掛けると最初に壊れるのはアルミ合金の部分になります。そのため、アルミシャフトが壊れた時点でプレス機の加重はそれ以上掛からなくなるからです。
BONOWIとASPのアルミ合金自体の強度が近い物であることは間違いありません。値の違いは形状に依る違いがあるかと思います。BONOWIのアルミバトンはチューブ口径が太い為にASPのエアウエイトを上回ったとも考えられます。
BONOWI社は今では年間50万本ものカムロックバトンを販売する世界一のバトンメーカーになっています。このバトンを使用する警察や法執行機関はドイツ本国はもとよりイギリス、フランス、スウェーデン、オーストリア、オランダ、リトアニア、スイス、スロバキア、UAE、トリニダード・ドバゴ、インド、シンガポール他、多岐にわたります。
BONOWIアルミバトンは現在シンガポールの軍隊、警察で使用されていることでも有名です。他にも税関やAETOSの他、多くの法執行機関にて使用されています。
今回BONOWI社から警察や軍隊に納入する際に必要な試験証明書を入手しましたのでご報告します。
この証明書は衝撃試験を含めた数多くのハードルが高いThe situation in April 2006をクリアした証明になります。
BONOWI社ではEUを含めた警察や法執行機関への納入に際して10年の保証期間を設けています。
これはBONOWIバトンの信頼と堅牢さを物語っています。
2008年に証明書を取得し世界中で150,000本以上が使用されているカムロックバトン他の追随を許さない品質の高さに仕上がっています。
※BONOWI社では個人販売向けには保証を付けていません。
これは不適切な使用方法や保管による故障や破損に対してカバー出来ないためです。
アーマージャパン及び付属する販売店にて購入された方は全てのシリアルナンバーを控えていますので修理対応は実費にて承ります。
販売して1年になりますが、今のところメーカーに修理依頼で送ったことはございません。
証明書: テスト結果の個別データが入札等で必要な場合はご連絡ください。
ISO-9001: EUでは警察への納入条件として必要な製造環境です。
April-2006: 試験項目の詳細について記載しています
BONOWIのカムロックバトンとASPのディスクロックバトンの違いについての問い合わせが増えてまいりました。
店長の見解も述べておきます。購入時の参考になれば幸いです。
◆原産国 ・BONOWI : ドイツ製で欧州No.1ブランド。
装備品に厳しい世界を代表するGSG-9(ドイツ連邦警察局に所属する特殊部隊)や軍隊で使用。
販売開始年度がASPのディスクロックバトンよりも4年も早いことからオートロック・ワンプッシュ収納バトンとしての世界マーケットでの販売本数はNo.1の実績を誇る。・ASP : アメリカ製で知名度はNo.1ブランド。
歴史も古く警察やSPが使用。「Friction Loc」は世界75ヶ国で使用されている。2014年度はASPのディスクロックバトンも販売価格を下げて巻き返しを狙う。
◆ロック方式
・BONOWI : カムロック式 (特許取得済み)
・ASP : ディスクロック式 (特許取得済み)
◆材質
・共通: 鋼材 ドイツ製4130鋼材と航空機のボディなどにも使用される7075合金を使用。
◆グリップ
・BONOWI : 太めでバランス良く継続的に力が入る。
握りやすい。φ28.5mm
・ASP : 細めで瞬間的に強い力が入る。φ27.0mm
◆グリップ表面 ・BONOWI : 鋼材上にラバーシート貼。
キメの細かい滑り止め加工あり。
(オプションでグリップエンドストッパーを販売)
・ASP : 鋼材上にフォームシート貼。ややクッション性あり、滑りにくい。
◆シャフト
・BONOWI : 太め。ガタつきが少ない。
・ASP : 細め。ガタつき有り。
◆シャフト部分のコーティング
・BONOWI : ブラックマットで美しい。
・ASP : ブラックマットでやや光沢有り。
◆シャフト伸縮時の感触
・BONOWI : 軽くて滑らか。
シャフトロック時の手に伝わる感触が秀逸。
伸縮音も控えめで相手に気付かれることなく引出しが可能。
片手での伸縮動作が可能な滑らかさ。
・ASP : 重い。
シャフトロック時の手に伝わる感触はダイナミック。
片手での伸縮動作には腕力、手首のスナップ力または熟練が必要。
◆マーキング/刻印
・BONOWI : グリップ先端付近にゴールドで「EKA・製造年月・シリアルナンバー」が刻印。
グリップ中央からエンドにかけてのラバー上に「CAMLOCK BONOWI」の型押し。
・ASP : グリップ先端付近にシルバーで「ASP」のロゴが刻印。
グリップエンド寄りのフォーム上に「Talon」の型押し。
海外メーカー修理について
弊社ショップ及び弊社系列販売店にてご購入のBONOWI社及びASP社警棒の修理を承ります。
但し、それに伴う実費(修理代、往復の送料、関税、送金手数料など)はお客様のご負担となります。
修理代は故障、破損箇所の状態によりますが、上限を・BONOWI:14,000円(税込)・ASP:16,000円(税込) とします。
海外メーカーへの修理依頼となるため2~3ヶ月程度かかることをご了承ください。
アーマージャパンではショップ(東京都中央区築地)でBONOWI社、ASP社、その他の警棒を 手に取って体感していただけます。
同タイプの警棒の場合、ネット上での選択には限界があると感じます。実際に試されることをお奨めします。
ネット販売ではほぼ互角の売れ行きですが、店舗で体験されて購入される方の多くBONOWIを選択します。
実際にBONOWIのバトンを振った後にASPのタロンバトンを振ると多くの方はタロンのガタ付にガッカリされてしまうようです。
またネット上で耐久性について適当な見解を述べている方がいらっしゃるようですが共に警察・軍用での使用に耐える品質になっていますのでご安心ください。
但し、ASPのTALONはキャップ型・ボタン型共に硬いコンクリートなどの上に落下させてしまった場合のエンドキャップ及び内部パーツの破損の報告があります。
ASP社製のエンドキャップ内部にはプッシュロッドを固定するための2つの半円状のスペーサーが、2つのコイルスプリングの弾性力で固定されています。
バトン落下時にエンドキャップ部分が硬面から直接的に衝撃を受けることで、キャップ部分の破損と内部のコイルスプリングが外れる現象が起こることがあります。
コイルスプリングの状態によっては復元が難しく、メーカー修理となる場合もありますので落とさないようお気を付け下さい。
BONOWIバトンは世界を代表する特殊部隊GSG 9 も使用しています。
以下はウィキペディアより抜粋。
GSG-9(独語読み:ゲー・エス・ゲー・ノイン、英語読み:ジー・エス・ジー・ナイン)とはドイツの連邦警察局に所属する特殊部隊で、世界の警察系特殊部隊の代表的な存在である。 部隊名は第9国境警備群(Grenzschutzgruppe9 グレンツシュッツ・グルッペ・ノイン)の略称で、国境警備群(GSG)とは連邦警察局の前身である連邦国境警備隊Bundesgrenzschutz、BGS、(ブンデスグレンツシュッツ)で使用されていた部隊編成単位である。G9とも略称される。
2005年7月1日に国境警備隊は連邦警察局に改組されたが、GSG-9の部隊名称はそのまま使用されている。
BONOWI社が開発した EKA 41cm/16インチ カムロックバトン
世界に先駆けて、ASP社よりも数年早く完成したカムロックバトンの完成度の高さは群を抜いています。
これまでにもオートロックバトンはMONADNOCK社の他にも数多く発売されてますが
BONOWI社のカムロックバトンの振り出した時のガタ付きの少なさやワンプッシュで収納可能な手軽さは、他では見られなかった製品に仕上がっています。
2012年に発売されたASP社のディスクロックバトンと比べるとよく似ており、シャフト直径や長さに違いはあるものの、
共に使用している素材には熱処理強度が上がるドイツ製の4130鋼を使用している点や、見た目や仕上がり具合他社製品とは思えないような親近感があります。
発売を記念して、BONOWIバトンをお買い上げの皆様に汎用のホルスターをお付けしています。
・ 2013年3月ドイツニュールンベルグで開催されたIWAにはBONOWI社も出店するとのことでしたので、店長もごあいさつを兼ねてブースを表敬訪問させていただきました。
パリで開催されるMILIPOLとは若干趣は違いましたが、ヨーロッパで開催されるショーとしては最大級かもしれません。
地元でのショーということもあって広いブースで多くのスタッフを揃えて準備しているようでしたが、カムロックバトンの人気は高く、引っ切り無しにブースを訪れる軍・警察関係者の引き合いはあとを絶ちませんでした。
特にEU諸国での法執行機関への入札は多く、アーマージャパンでも注文してから納入までに約5か月間を要しました。
おかげさまで、この度アーマージャパンはBONOWI社の日本国内での輸入発売元となりました。
■EKA41スペック -収納時長さ 180mm -拡張時長さ 410mm -ハンドル部直径 28mm
■EKA51スペック -収納時長さ 210mm -拡張時長さ 510mm -ハンドル部直径 28mm
■EKA66スペック -収納時長さ 260mm -拡張時長さ 660mm -ハンドル部直径 28mm
▼▼▼アタッチメントはコチラから▼▼▼
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(ご使用に際しては以下の注意事項にお気をつけ下さい)
★製品の特性上、警棒を家から持ち出し街中で携帯することは軽犯罪法に触れる恐れがあります。お取り扱いには十分ご注意下さい。
BONOWI社が開発したカムロックバトン
世界に先駆けて、ASP社よりも数年早く完成したカムロックバトンの完成度の高さは群を抜いています。
これまでにもオートロックバトンはMONADNOCK社の他にも数多く発売されてますが
BONOWI社のカムロックバトンの振り出した時のガタ付きの少なさやワンプッシュで収納可能な手軽さは、他では見られなかった製品に仕上がっています。
2012年に発売されたASP社のディスクロックバトンと比べるとよく似ており、シャフト直径や長さに違いはあるものの、
共に使用している素材には熱処理強度が上がるドイツ製の4130鋼を使用している点や、見た目や仕上がり具合他社製品とは思えないような親近感があります。
発売を記念して、BONOWIバトンをお買い上げの皆様に汎用のホルスターをお付けしています。